・買ったけどイマイチ具体的な使い方がよくわからない。。
・自分の使い方があってるのかわからない、わたしの速読勉強法に間違いはない?
・そもそもどこまでやればいいの
結論
毎日の英速読|巷で人気の本
毎日の英速読|本のトレーニングメニュー
本の19ページ〜21ページにこの本の使い方が載っています。
- 準備運動
- 目で読む(タイムを測る&内容の把握)
- 目と耳で読む
- 口を鍛える(シャドーイング・音読)
- 記録する
大きく5つのパートに分かれています。
もし、この本を購入するか悩んでいる人がいたら
本に載っている活用方法は以下の通りなのでよかったら参考にしてみてください。
できるだけ簡潔にお伝えしますー。
1.準備運動
先ずは準備運動。
文章の中に出てくる単語がいくつかピックアップされています。
そしてその単語やフレーズを把握していきます。
読み始める前に全体のイメージを想像することで
文章の細部ではなく、より素早くに全体を読んで理解できるようになるのが目的です。
2.目で読む(タイムを測る&内容の把握)
黙読で一気に読みます。
この際に読み始めから読み終わりまでの時間も測りましょう。
ポイントは戻らないこと。
分からなくても強制的に読み進めて
全体を把握する練習です。
読み終わったら次のページにクイズが6つ用意されているので
そこで自分の理解度を答えあわせします。
3.目と耳で読む
次に音声を聞きながら、音に合わせて目で文章を追っていきます。
ここでのポイントは、音声を聞く前に文の内容を把握すること。
2〜3ページ先に直訳と和訳が用意されているので
わからない箇所はそれを参考に理解を深めます。(ググってもOK)
「正しい英語の音とリズム」を把握するのが目的。
4.口を鍛える(シャドーイング・音読)
4つ目のステップはシャドーイングと音読です。
ポイントは文章の意味を把握しながら声に出すこと。
シャドーイング(音声の後についていく)の後には
音声無しで自分自身で朗読します。
五感をフルに使って脳に刻み込むのが目的。
5.記録する
最後に進捗の軌跡に記録します。
WPM(Word Per Minute)、1分あたりの文字数の換算表を参考に自分の成長度合いを把握します。
とまぁ、こんな感じです。
五感を使うことや繰り返すこと
など言語を学ぶ際に大切なポイントをしっかり抑えている良書だと思います。
毎日の英速読|効果的な使い方のヒミツ5選(ただ読むだけじゃもったいない)
本の通りにトレーニングをしても問題はないです。
ただ、もっとこの本を味わい尽くすといいです。
ここからは僕のトレーニング方法です。
もう少し意識するところを変えてみたり、方法を変えてみたりすると
より効果が得られるかなと思うので。
あくまで僕の使い方なので参考までにまずそのままパクってもらって、こうしたいな、と思ったらアレンジしちゃってください。
- 速読と精読を完璧に分けてみる
- 分からなかった単語、言い回し、文法はすべて調べてみる
- シャドーイングのあとはモデリング
- 繰り返して脳にしまう
- 思い出してみる
1.速読と精読を完璧に分けてみる
速読と精読は完全に分けるといいです。
なぜかというと、非効率的な作業を避けるため。
例えば、速読の最中についつい知らない単語や表現に目がいってしまう。精読してるのに速く読みたい。
なんてことをしてると非効率です。
いやいやそんなことしないですよ。って思うかもしれませんが意外とこの辺の罠にハマったりするんですよね。
かくいう僕もせっかちな性格が後押しをしてこの罠にハマりがち。
だからこそ英読書や英速読が苦手なのに。
というわけで速読と精読はしっかり分けましょう!
2.分からなかった単語、言い回し文法は全て調べてみる
僕としてはここが一番大事。
なぜなら、ここを疎かにしてしまうと後のシャドーイングや繰り返し、思い出す効果が半減してしまうから。
なのでここは焦らず、少し時間をかけてでもなるべく納得できるまで調べてみてください。きっと後悔はないはず。
続いて3つ目のパートはシャドーイングです。僕はシャドーイングには問題点があると思っています。
3.シャドーイングのあとはモデリング
シャドーイングの後はモデリング(完全コピー)がオススメ。
僕はシャドーイングの一番のデメリットは”やった気になる”だと思います。
要は「自分の発音やイントネーションは問題ない」と思い込んでしまうことです。
でも実際は結構間違っていたりするんですよね。
これを防ぐにはモデリング、いわゆるコピーです。
僕は完全コピーと読んでいます。
聴き取った英語を、きき終わった後に同じように再現します。
(抑揚、発音、強弱などを意識)
余裕があれば自分の英語をスマホなどに録音します。
そして音声と自分の英語を聴き比べて
ネイティブの英語に徐々に近づけていきます。
4.繰り返してものにする
次に上記の1〜3をユニットごとに繰り返していきます。
なぜなら、得た知識やスキルを頭と体に定着させるためです。
人は覚えたことの70%以上のことを1日にして忘れてしまうと言われています。
ユニットごとに戻ってみて
例えば、Unit3に進むときにUnit2を一度音読してから進んでみてください。
Unit5まで進んだらUnit4とUnit1を音読してから進む、など法則性を持って進むと効率がいいかもです。
とはいえ、どうしても時間が作れない、今日はモチベが低い、なんてときもあると思うので
そんなときは無理せず一つのUNITだけに集中するのがいいと思います。
あくまで続ける。ことに焦点を置くのがおすすめ。
5.思い出してみる
最後のパートは思い出すことです。
この5つ目のパートが結構パワフルだったりします。
なぜなら、思い出すだけでも文字通り復習ですし場所も時間も取らないからです。
シャワー浴びながら、Unitのフレーズを口に出したりするといいです。(頭がリラックスしているしおすすめ)。
僕はよく仕事の合間にやったりしています。
この記事の最後に、この本の特徴についてご紹介です。
毎日の英速読|スラッシュリーディングとルビ訳の具体的な活用方法
「まだまだ英語が苦手だ」
と感じる人にもこの本をおすすめする理由。
それは、スラッシュリーディングとルビ訳の存在です。
英読書が苦手な人や初心者の人には結構助けになるんですよね。
- スラッシュリーディングで後戻りしない練習
- ルビ役で英語で理解する感覚を養う
以上の2つがメインになります。
1.スラッシュリーディングで後戻りとさようなら
(スラッシュリーディングの画像)
慣れないうちはスラッシュリーディングを活用すると後戻りを防止できます。
なんですよね。
スラッシュリーディングはどんな文でも意味が通る部分ごとに「/」が入れてあります。
長い文でも噛み砕きながら進める工夫がされているので、後戻り防止に役立ちます。
一歩一歩進むように英語を楽しんでみてください。
2.ルビ役で英語の感覚を養おう
(ルビ訳の画像)
この本の”ルビ訳”はちょっと画期的だなと思います。
英語の思考回路を日本語で味わえるからです。
英語の命とも言えるのが「主語」と「動詞(述語)」。
文型で表すと「S」と「V」です。(それ以降は実はおまけだったりする)
「誰がなにをした。」「何がどうんな状態にある。」
のように、「何がなにをする、、、どこで、、、なんのために、、、」と継ぎ足しのように進むのが英語という言語。
それを日本語で味わえます。
なのであえてルビ訳だけ読んで英語の感覚を掴むような遊びをするのも面白いかなと思います。
とまぁこんな感じで、「毎日の英速読〜頭の中に英文読解の回路をつくる〜」に使い方について少し具体的にお伝えしてきました。
ざっくりまとめると
2.五感を使うことを重視している良書。
3.この本を更に味わうための5ステップを紹介
4.疑問に思ったところは少し時間がかかっても調べてみる
5.シャドーイングもいいけどモデリング
こんなところです。
繰り返しになりますが、上記はあくまでも一例。
より効率的で効果的な使い方をみなさんも実験的に進めてみることをおすすめします。
それでは今日もレッツエンジョイイングリッシュ ^^