「パスってどうやったらうまくなるの?」
「真っ直ぐで早いパスが出せるようになりたい。。」
プロ選手がいとも簡単にきれいなパスを出しているのを見て、「自分にも出来るかも!」と思っても実際にはなかなかうまくいかなかったりするんですよね。。!
悪戦苦闘してもなかなか上達しない。
でももしプロ選手のようなパスが出せるようになれたら。。そんなコツがしりたい。。
そこで今回は、サッカー歴20年の僕が、初心者必見のパス上達のコツ7選をご紹介します!
サッカー留学も経験し、多国籍の選手とのサッカー経験を持つ。
【サッカー初心者必見】パス上達の重要性!
パスの役割とは何でしょうか?
こっちからあちらへボールを蹴ること...?
それでも正解ですが、もう少し踏み込んで考えてみましょう。
「パス」とは何か?
まず最初に「パス」とは何か?
それは、自分の持っているボールを味方に渡すことです。
では、、、「良いパス」とは何でしょう?
答えは、味方が受けやすいパスのことです。
味方が受けやすいパスを出すことが、パス上達のゴールになります。
ちなみにパスの種類は大きく2つです。
・浮き球。
蹴る部位は7つ程あります。
インフロント...(親指の付け根です。カーブをかける時によく使います。)
インステップ...(足の甲です。ボールに力を伝えながら振り抜けるのでシュートの時によく使います。)
アウトフロント...(小指の付け根です。外側にカーブをかける時によく使います。)
アウトサイド...(足の甲の外側です。小さい動作でパスが出せるので相手のタイミングをズラしたい時などに使います。)
ヒール...(踵です。意表をついたパスを出す時に使います。)
トー...(つま先です。精度が極端に落ちるのと受け手が受けにくいのでパスではあまり使わない方が良いです。)
上記のボールの蹴り方を駆使して味方にボールを届けましょう。
ちなみにパス、といえばインサイドパスです。インサイドパスが8割です。
なぜ「パス」が大切なのか?
パスはとても大切な要素です。
なぜなら「次のいいプレー」を誘発する事ができるからです。
サッカーに限らずですが、スポーツには「流れ」が存在します。
ワンプレーワンプレー孤立しているのではなくすべてが繋がっています。
どれだけ良いディフェンスをして、どれだけ良いドリブルをしても、その後のパスが弱すぎたり、強すぎたり、バウンドしていたら、受け手はミスをしてしまいます。
そうしたらあなたが一生懸命頑張ったせっかくの好プレーも実を結びません。
「次のいいプレー」に繋ぐために、パスが大切なのです。好プレーと好プレーを繋ぐ役目の最たるものが「パス」なのです。
【サッカー初心者必見】パス上達のコツ7選!
それでは、あなたのパスが上達し、「良いパス」が出せるようになる為の上達のコツ、7つを紹介していきます!
パス上達7つのコツ!
1.腰で打つ
2.軸足のつま先を開く(軸足を相手に向ける)
3.軸足側の手のひらを開く
4.近くの味方にパスを出すときはなるべくボールを見ない
5.遠くの味方にパスを出すときはボールを見る
6.メッセージを込める
7.目的と量を掛け合わせる
1.腰で打つ
パスを出すときは、腰で打つことを意識するといいですよ。腰で打つ、というのは腰を立たせる、ということです。
そうすることで、ボールに力が伝わりやすいです。なので、まっすぐに早いパスを出すことが可能になります。
ボールに力が伝わりにくくなってしまうので引き腰にならないように注意しましょう。
ヒザ下のスナップも大事ですが、腰からの力があってこその話しなのでまずは腰で打つことを意識してみましょう!
2.軸足のつま先を開く(軸足を相手に向ける)
特にインサイドキックの時は、軸足のつま先を出したい方に開くとグッドです!
例えば、軸足が内側に向いた状態だと、股関節をうまく開くことが出来ません。
そうなると腰の入ったパスが出せないのです(先程も言ったポイント!)
蹴る方向に正確に軸足を向ける必要はないですが、開くことを意識するだけで良いパスが出しやすくなりますよ!
3.軸足の方の手のひらを開き前に向ける
「え、手。。?」と思った人もいるかもですが、手のひらを開くことで出来ることがあります。
それは、猫背防止です。
↓
肩甲骨が寄った状態では猫背になりにくいので胸を張りやすくなる
↓
股関節も開き腰の入った力強いパスが出せる
といった具合です。
なので、特にインサイドパスを出すときは手のひらを外側に開くことを意識してみてください。)
4.近くの味方にパスを出すときはなるべくボールを見ない
近くの味方にパスを出す時はなるべくボールを見ない癖をつけるといいです。
顔をなるべく上げることで上体を起こし、腰の入ったパスにつなげます。
「ボールを見なかったら蹴れないよ。。」と思うかもですが、完全にボールから目を話す必要はないです。
膝をうまく使って、上体を起こしながら味方とボールが両方視覚に入る程度の視線でパスを出せると、ぐっと上級者に近づけます。
5.遠くの味方にパスを出すときはボールを見る
反対に遠くの味方に出す時はボールを良く見たほうがいいです。
ボールを遠くに飛ばすためにはより強い力が必要になりますので、
蹴る時の力をしっかり伝えるためにボールをしっかり見ましょう!
6.メッセージを込める
あなたのパスにメッセージを込めましょう!
(パスを出そうパスを出そう…)
と自分のプレーで手一杯になってしまうのもわかります。
でもパスの受け手のことを考えてプレーはしていますか?
パスを繋ぐ
「パスを繋ぐ」といいますが、文字通りあなたと味方を繋ぐためのパスです。
受け手のどちらの足に出したほうがいいのか、数メートル先に出したほういいのか、足元に出したほうがいいのかなど。。。
いろんなメッセージを込めることでただのパスがあなたの言葉になります。
実際に僕が海外でサッカーをしていた時も、言葉は理解できなくてもサッカーを通してお互いの理解を深めることが出来ました。
「音楽は国境を超える」といいますが、サッカーも簡単に国境を超えます。
7.目的と量を掛け合わせる
あとは量をこなすことが大切です。なぜなら、体に染み込ませたいからです。
でも、ただ量をこなすのはオススメしません。
100回適当にやるなら、10回ちゃんとやったほうがいいです。
間違った蹴り方を体に染み込ませたり、時間を浪費するのはもったいないので。
どうせやるなら次に繋がる目的を持ってやりましょう。
上記の6つのコツを意識しながら壁や練習相手に向かってひたすらパス練習をしたら、きっと上達できます。
ということで7つのコツの最後は、目的を持って量をこなすことです。
【サッカー初心者必見】サッカー歴20年の私が語る驚愕の真実!
サッカー歴20年の私(プロフィール)
小学校4年生でサッカーを始める。
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中学校までは地元のサッカークラブでプレーをして、高校では千葉県の名門に入学し3年間プレー。
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高校卒業後は興味のあった英語とサッカーを伸ばすためにアメリカにサッカー留学。
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フランス、イギリス、コスタリカ、メキシコなどなど多国籍のサッカー選手とプレーする機会を得る。
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アメリカのプロサッカー1部リーグ、MLS(メジャーリーグサッカー)へ行ったチームメイトや、自国のプロサッカーチームのオファーそ断ってアメリカへ渡って来た選手など、恵まれた環境でサッカーをする。
↓
僕自身も、州のオールスター選手に選ばれるなど充実したサッカー生活を送る。
今でも世界で活躍するサッカー選手を見ると、胸がどきどきする今日この頃です。
サッカー・パスの上達スピードが違うのはなぜ?
同じ場所同じ時間でもうまくなるスピードが違うのはなぜでしょう?
それは、意識力と観察力です。
例えば、貧しい国の貧しい女の子が科学者を夢見ていたとします。週に一度の学校に通います。
かたや毎朝お母さんに起こされて渋々学校に通う人とでは、
学びの吸収率は大きく違うと思うのです。
何が言いたいかというと、時間の質は上げることが出来る、ということです。
意識力と観察力
この力を鍛えられる方法は、、、
・プライベート➝You Tubeでプロサッカー選手のプレーを研究。
といったところですかね。
ボールに触っている以外の時間でも、うまくなる準備をすることが出来ます。
ぜひ、身の回りの選手や有名選手を観察して、真似をして、吸収していきましょう!
まとめ
それでは今回はこのへんで。
・パス上達のコツは7つ
1.腰で打つ
2.軸足のつま先を開く(軸足を相手に向ける)
3.軸足側の手のひらを開く
4.近くの味方にパスを出すときはなるべくボールを見ない。
5.遠くの味方にパスを出すときはボールを見る。
6.メッセージを込める
7.目的と量を掛け合わせる
・意識力と観察力で時間の質をあげよう
あなたの良いパスが、味方の好プレーに繋がりますように!